今回は乱視の前に正視についてお話ししたいと思います。

乱視には
不正乱視 メガネでは矯正出来ない乱視
正乱視  メガネで矯正できる乱視
がありますが
断りがない限り「乱視」=正乱視と理解して下さい。

正視のアニメーション

下の正視のアニメーションでは、垂直光線束も水平光線束も角膜や水晶体で同じ屈折力で曲げられ網膜中心窩(もうまくちゅうしんか)で収束しています。
乱視眼は、角膜や水晶体の屈折が垂直と水平で異なるため垂直光線束と水平光は一点に収束しません。次回から乱視についてお話ししたいと思います。

理解しやすいようにしばらくは垂直光線束と水平光線束に限定しお話をすすめていきます。(斜乱視は光線束が垂直や水平にならずその角度がずれます。例えば水平方向を180度とするとそれ以外の角度で170度とか20度とか。)