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アーレンシンドローム(Irlen Syndrom)(アーレン症候群)
アーレンシンドロームとは、アメリカの元学校心理士のHren Irlenが見つけた視知覚障害の一つで光に対して過敏に反応し、光がまぶしい、文字がよく見えない、目が疲れるなどの症状があります。アーレンシンド ロームにより学習障害の原因になっている場合があります。対策はその人に合ったカラーの透明フィルムを通して文字を見たり、その人に合ったカラーレンズの メガネで「見る事の困難」を解決出来る場合があります。個人差がありますのでテストを通じて最も見やすいカラーを選ぶ事になります。
アーレンさんが開発したメガネレンズの購入先は日本では筑波大学だけです。当店では扱っておりませんのでご了承下さい。
ただ、当店ではIrlen 社のアセスメント用透明カラーフィルムを使用したり、イギリス製Reading Rulersという透明カラーフィルムを使用したり、トライアル用の遮光眼鏡等を用いたりし光過敏症に対応しています。
- Reading Rulersという光の波長をコントロールする透明カラーフィルムを扱っています
- メガネレンズとして遮光レンズ等を扱っています。
- 透明カラーフィルムのサンプルはそれぞれ10色からなっております。
アーレン症候群の症状
光感受性
- 蛍光灯 、明るい光、日光、時にはLEDなどを不快に感じる
- 光により眠い、めまい、不安、疲れやイライラを感じる。
- 頭痛、気分の変化、落ち着きがなくなるなどが生じる。
読解問題
- 理解するのが困難を伴う
- 誤読が生じます
- 行や列が変わるのについていけない
- 薄明かりの中の方が読みやすい
- 単語や行をとばしてしまう。
- 読む速度が遅く、つまずきもある
- 集中して読む時間が短い
- 読んでいる場所を見失う
- 同じ場所を読んでしまう
不快感
- 目の不快感、
- 明るい光や蛍光灯などの不快感
- 夜の車のヘッドライトに不快感
- コンピュター作業で不快感
注意と集中の問題
- 読み取りが困難になるため注意集中が低下する
- 注意欠陥障害など他の条件を持っているように見えることから誤診される可能性がある。
書字の問題
- 模写の間違いが生じる
- 不均一な間隔
- 不均一な文字サイズ
- 一貫性のない字体
奥行き知覚の問題
- 身体のぎこちなさがある(微細運動、粗大運動に)
- ボールをキャッチする事がむずかしい
- 階段やエスカレータを使うときつまずきはしないかと不安になる
- 距離の判断がむずかしい
- 運転中には多くの注意が必要なため疲れる
見やすいのはバックが何色?