右目が眼網膜剥になり眼内レンズを挿入し、術後屈折度数が-3.00Dとなり。
左目は健常眼で屈折度数が-15.00Dであった事例です。


パソコン用メガネとして右眼-1.00D,左眼-13.00Dで作成しました。

一般的にこのくらいの度数差があればメガネでの矯正は無理と思われがちですが、不同視でも不等像がなかったので上記のメガネになりました。使用に際してはレンズの光学中心でモニターを見るようアドバイスしました。(光学中心外で見ると融像に負担を強いるため)


お渡し時の検査では特に問題がなく、「このメガネで仕事が続けられそう」とのお言葉をいただきました。


「眼軸が長くなることで生じる近視眼は、knapp'sの法則により目の前第1焦点にレンズを装用すれば網膜像の大きさは変わらない」つまり不等像にはならないの好事例かと思います。あとshape facterを無視できるほどの凹レンズであったのも好影響でした

以下の画像が出来上がりのメガネです。