ドイツ式ポラテストは「偏光視標」と「ハーゼ理論」を組み合わせた一連の検査手法
ドイツでよく用いられている視力表に、両眼視検査が可能な偏光視標が組み込まれたポラチャートと呼ばれてい検査機器があります。
このポラチャートとドクターハーゼ氏が提唱する「ハーゼ理論」を組み合わせた一連の検査手法をポラテストと呼んでいます。
当店では偏光視標が組み込まれたニコン「ツインチャート」及びニデック「CS-1600pola」の二つの5メートル視力表を用いハーゼ理論に準拠したドイツ式検査を行っています。
なぜ当店でドイツ式検査をするのか?
それは、クオリティーの高い視覚情報を中枢に届ける事が出来ず仕事や学習の足を引っ張っている事例が結構あり、それを解決するための欠かせない検査と位置づけています。
アイケアシステムでは不同視メガネ 不等像視メガネ 深視力メガネ パソコンメガネ 斜視術後メガネ 白内障術後メガネ レーシック術後メガネ 強度近視メガネ等の作製時には必ず用いています。
ポラチャートは偏光視標を用いて眼位検査を行えるのが特徴です。
偏光視標には眼位測定に用いられる両眼視テストとして
- 十時テスト
- 時計テスト
- コの字テスト
- 第一立体視テスト
- 第二立体視テスト(立体視均衡テスト)
- 偏光レッドグリーンテスト(両眼の調節状態を測定)
両眼視テストの検査から
- 斜視
- 斜位
- 不等像視
- 抑制
- 立体視
など両眼視の状態を知ることが出来ます。
また斜位の詳細として
- 眼筋性斜位
- 感覚神経性斜位
- 感覚神経性変化
- 固視不一致=固視ズレ(fixation disparity)
- 不一致融像
- パーヌム融像圈の使われ方(正常な使われ方か、誤用かの判別)
等を知ることが出来ます。